今の働き方に満足してない方やこれからの働き方を変えたい方の中にフリーランスになることを考えている方もいるかも知れません。
『未経験でもフリーランスになれる?』
『未経験でもフリーランスとして働いていける?』
結論から伝えると、未経験でもフリーランスになれます。しかし未経験からフリーランスになる以上、ハードルが高い部分があります。まずはエージェントに相談することをおすすめします。またフリーランスになるための対策や方法についても記事にまとめます。
未経験からフリーランス場合、どんな事が起きる可能性があるかわかっていると対策ができます。
目次
前提
今回の記事ではエンジニアやPMOといったIT分野のフリーランスへの転職を前提にまとめます。その上で、未経験からフリーランスへ転職することハードルが高いため、基本的におすすめはしません。
多くのフリーランス案件は即戦力を求めていることが多く、実務経験がないことは大きなハンデとなります。案件の中には未経験でも受け入れ可能なものもあります。しかし全体の案件数から考えれば、かなり少ないものとなっています。
IT分野の営業職をしていると、用語やシステム等への理解がある場合があります。そのため、全くの未経験よりはスタート位置が違うので少し有利になる可能性はあります。
未経験からフリーランス場合、どんな事が起きる可能性があるかわかっていると対策ができます。
それでもフリーランスへなりたい方へ
ハードルが高いことがわかった上で、それでも未経験からフリーランスになることを考えている方のための対策や方法を紹介します。即効性のあるものから時間をかけて進めていくものまで4つの方法を提案します。
①自己学習を進める
②単発仕事で実績を積む
③会社員としてエンジニア経験を積む
④未経験受入可能なフリーランス案件を獲得する
フリーランスになるための道は何通りもあります。その中でいくつか紹介します。
自己学習を進める
一つは自己学習を通して知識をいれること。
参考書や動画も含めてシステム開発に関わる知識や用語の学習をすることも一つの方法です。
プログラミングに関してはProgateなどの学習サイトを利用して、自己学習をすすめることも可能です。またプログラミングスクールへ通って、スキルを身につけることも可能です。
一通りの学習終了後にフリーランスとしての案件を取得するようなステップです。
ただし、プログラミングの知識があるだけでは現場で仕事ができるわけではありません。現場目線では、納期が決まっている中で作業を間に合わせたり、柔軟な対応を行うことがポイントです。
一言で柔軟な対応とまとめましたが、教科書通りでは対応できない事が起きるのが現場です。学習していたときと現場のギャップは大きくなるはずなので、覚悟して望む必要があります。
学習して知識を得ることは大事だけれど、現場感はは実務経験でしか培われない
クラウドソーシングで実績を積む
単発の仕事を請け負って実績を作ること。
クラウドワークスやランサーズ等のクラウドソーシングを利用して、単発の案件獲得。さらに案件をこなすことで実績を積むことも可能です。
単発でも実績を作り出すことが可能なため、未経験でも評価されるポイントとなります。
クラウドソーシングの案件によっては一人で作業するものもあります。一方で実際のエンジニアとしての仕事はプロジェクトとして、複数のメンバーとともに仕事をすることが多いです。そのため、沢山の人と連携して作業をすすめる経験は、プロジェクトへ参画後になる可能性があります。
仕事の進め方に違いを感じる可能性はありますが、現場に入って慣れていく必要があるポイントです。
クラウドソーシングで実績つくればフリーランスとして案件は取りやすくなりそう。案件によってはプロジェクトメンバーと協力して作業をすることもあるため、現場で経験を積める。
会社員として経験を積む
フリーランスになることを見越して、一旦会社員として働いてみること。
フリーランスになりたい方にとって、会社員になることをおすすめするのは違うのかもしれません。しかし、会社員の方が手厚いサポートの中で実務経験を積めることが多いです。
そのため、遠回りに感じるかもしれませんが、一度会社員としてエンジニアとして働きくこと。実務経験を積ませてもらった後にフリーランスに転職するということも方法の一つです。
会社員として経験を積む方がより確実な方法ではあります。しかし、すぐにフリーランスになりたい方にとっては万策ではないかもしれません。
時間はかかるかもしれませんが、会社員として実務経験を積むことは確実な方法です。
未経験受入れ可能案件
未経験受入れ可能な案件にフリーランスとしては入り込むこと。
未経験でもフリーランスとして働ける案件数はかなり少ないですが、ゼロではありません。そのためその案件を獲得できれば可能性はあります。ただし、傾向としては30前半までであることやコミュニケーション能力、自己学習は求められます。
また案件を紹介するエージェントとして未経験からエンジニアに育てるところまでを売りにしている会社もあります。僕の知る限りでは大手ではほとんどなく、中小のエージェントでいくつか知っているというレベルです。
未経験エンジニアとしての育成を売りにしているエージェントでは、一時的に収入がダウンする可能性もあります。現場軽々さえ積むことができればグンと報酬が上ります。
未経験受入れ可能案件でフリーランスになった場合、ある程度の育成をしてくれる可能性もあります。それでも自己学習でスキルアップを求められることが多いです。
まずはエージェントに相談
未経験からフリーランスになる場合の対策や方法についてまとめましたが、まずはエージェントに相談することをオススメします。
エージェントへ相談することで自分の現在地が把握でき、次のアクションを決めていける。現在地と目標が明確にれば、今何ができるのかがわかり、努力するモチベーションにも繋がります。
相談を検討している方は中小企業のエージェントへ相談することをおすすめします。大手は経験者に対して紹介する案件が多いため、サポートの暑いところへ相談することがベストです。
まずは中小企業のエージェントへ相談することをおすすめします。その後にどんな対策を取るかを考えても遅くなないです。
体験談
未経験からPMOのフリーランスとして案件獲得した体験談もまとめておきます。
もともとIT営業として働いていたため、エンジニア経験はなし。多少はエンジニアがよく使う用語への理解はあったものの専門知識はない状態。
未経験の状態からフリーランスになりたいと思い立ち、知人の紹介で中小のエージェンをと紹介してもらいました。
紹介したもらったエージェントが僕の経歴を見てPMOの案件を提案してくれました。この時の案件はもちろん未経験受入れ可能な案件。
正直わからないところだらけでした。しかし、現場でプロジェクトメンバーに丁寧に教えてもらったり、自己学習を進めたりと一つ一つ積み上げて理解度を高めました。
コツコツ努力を積み上げた結果、案件スタートから3ヶ月くらいで仕事を任せられるレベルになりました。
未経験からフリーランスになることは可能です。また一方で未経験のことを仕事にするので新しくインプットする必要がある知識は多く、職場環境に慣れることや人間関係を作っていくことやることは盛り沢山です。
会社員としての別の企業へ転職した経験もありますが、フリーランスへの転職の方がより負担が大きかった印象です。それでもフリーランスになったことで報酬や自由度、キャリア等得たものは多いので満足しています。
僕自身も未経験からフリーランスのPMOになりました。たくさんの努力とサポートがあってこそ今も働くことができています。
まとめ
未経験からフリーランスになることは可能です。
一方で未経験ということで、エージェントが紹介可能な案件数が少なない場合もあります。また参画後もたくさんのことをインプットする必要があり、現場での努力だけではなく、自己学習する努力が必要です。
簡単にフリーランスになることはできませんが、フリーランスになることで開放されることも多いです。努力する覚悟のある方はまずはエージェントに相談することをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。