フリーランスエージェントの調査で始業規模が拡大していることがわかっています。(参照)ますますフリーランスで働いく方も増えていくはずです。
一方でフリーランスに対する理解がまだまだ進んでいないと感じます。
フリーランスと聞いて下記のように感じている方はいませんか?
・フリーランスは保障がないから不安。
・フリーランスは福利厚生がないから、メリットが薄い。
たしかにフリーランスは会社員とは違い、福利厚生がないです。しかし、フリーランスだから福利厚生を受けられないわけではありません。
今回の記事ではフリーランスが福利厚生や保障を受けられるようにする方法についてまとめます。
フリーランスでも福利厚生や保障を受けることができるって、どれくらいの人が知っているんだろう?
・フリーランスでも福利厚生を受けられる方法がある
・大手エージェントの利用またはフリーランス協会への加入で福利厚生を受けることが可能
・フリーランス協会はフリーランスの活動を支援し、活躍できる土壌を作る団体
目次
フリーランスに福利厚生はない
基本的にはフリーランスという働き方をした場合、福利厚生はありません。
福利厚生は会社が従業員のために用意している制度です。フリーランスは自営業にあたりますので、福利厚生が必要であれば自分で用意する形になります。
ただし、法定福利厚生に当たる健康保険や年金保険についてはフリーランスでもほとんどの人が加入しているはずです。一方で雇用保険や労災保険についてはフリーランスだと加入ができません。
また法定外福利厚生についてはフリーランスでもつくることは可能です。あくまで自分のために自分で設定する形になるため、実行する方はかなり稀だと思います。
給与や賞与といった基本的な労働対価に加えて、従業員とその家族に提供する報酬を指します。また福利厚生にも『法定福利厚生』と『法定外福利厚生』が存在します。
・法定福利厚生(法定福利)
会社が従業員に提供することを法律で定められている福利厚生。社会保険(雇用保険、健康保険、介護保険、労災保険、厚生年金保険)と子ども・子育て拠出金が含まれる。
・法定外福利厚生
法定福利の内容以外の福利厚生。住宅手当、通勤にかかる交通費、健康診断や人間ドックの受診料、退職金、企業型確定拠出年金(401k)などが含まれる。
(参照)
フリーランスには福利厚生はないというより準備されていないという方が正しいかもしれません。
フリーランスでも福利厚生を受けられる方法
フリーランスでも福利厚生を得られる方法があります。
厳密にはフリーランスでも法定外福利厚生に当たるサービスを受けることができるという方が正しいかもしれません。
大手エージェント経由で案件獲得または支援団体への加入をすることで、法定外福利厚生を受けられるようになります。
フリーランスでも法定外福利厚生が受けられる方法があります。
大手エージェントの利用
大手エージェント経由で案件を獲得すれば、福利厚生を受けられます。
エージェントによっては福利厚生は準備されていません。レバテックフリーランスとMIDWORKSに至っては同等の福利厚生が用意されています。
福利厚生内容としてはベースは『福利厚生倶楽部』。また『福利厚生倶楽部』に加えてそれぞれ独自の福利厚生がプラスで準備さている形となっています。
社名 | 独自の福利厚生 |
---|---|
レバテック | 税理士紹介、マネープラン相談、確定申告セミナー、さくらサービス支援、賃貸支援、お祝い制度 |
MIDWORKS | フリーランス協会加入、生命保険補助、勉強会費用支給、書籍購入支給、交通費支給 |
レバテックフリーランスとMIDWORKSの福利厚生内容については別記事でより詳しくまとめていますので、こちらをご覧ください。
福利厚生に重きをおくのであれば、大手エージェントで案件を探すことがおすすめです。
支援団体への加入
フリーランス協会へ入ることで福利厚生を受けることが可能です。
MIDWORKSの福利厚生にも含まれていましたが、個別に加入することも可能です。フリーランス協会の福利厚生については『WELBOX』というサービスが適用されています。
大手エージェントが採用している『福利厚生倶楽部』とは別の福利厚生サービスとして採用されています。
次章にフリーランス協会の福利厚生についてより詳細をまとめます。
大手エージェントを利用しなくても、支援団体へ加入することで福利厚生が得られるのは嬉しいです。
フリーランス協会とは?
フリーランス協会へ入ることで福利厚生を受けることが可能です。の福利厚生の話の前に、そもそもフリーランス協会とは何かについてまとめます。
フリーランス協会の正式名は『プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会』となっていて、自分の名前で仕事をしたい人のためのインフラ&コミュニティとして運営されています。
無料会員と有料会員が設定され、無料会員ではメルマガ購読とフリーランスDBの検索とDBへ掲載が可能となっています。一方で有料会員は年会費1万円では福利厚生サービスに加え各種保険、会員限定の優待が受けられるようになっています。
フリーランス協会のHP時より申込可能なので、手続きも簡単にできます。
年会費1万円ということは、月額約840円で各種サービスが受けられることになるのか。
フリーランス協会の福利厚生
フリーランス協会は大きく3つのサービスが準備されています。『WELBOX』という福利厚生サービス、各種保険や独自優待のそれぞれをまとめます。
WELBOX
『WELBOX』は㈱イーウェルが提供する福利厚生サービスです。フーリランス協会が㈱イーウェルと提携して、会員向けにサービスを提供している形です。
WELBOXはトヨタやデンソーでも導入されている福利厚生サービス。特徴として健康増進系の福利厚生サービスが充実しています。
東急不動産がイーウェルの親会社にあたります。そのため、WEBBOXを通して東急不動産が運営する会員制リゾートホテルである東急ハーヴェストクラブの利用も可能です。
フリーランス協会のHPより、WELBOXのデモ画面を見ることができるので、気になる方は実際に見てみることもおすすめします。
トヨタやデンソーのような大企業と同じ福利厚生サービスが受けられると考えるとすごい。
各種保険
賠償責任保険、報酬トラブル弁護士費用保険や収入・ケガ・介護の保険と豊富な保険が揃っています。
賠償責任保険ではフリーランスが業務遂行中に起きる賠償リスクに備えられます。対物・対人の事故だけでなく、情報漏えいや納品物の瑕疵、 著作権侵害や納期遅延などが保険範囲となっています。
また報酬トラブル弁護士費用保険はその名の通り、報酬未払い等のトラブルが発生した際に役立つ保険です。弁護士対応を受ける場合にかかる費用を保険金がカバーしてくれる形です。
フリーランスには雇用保険はありません。また労災保険への加入もフリーランスの場合は条件があります。(参照:厚生労働省HP)フリーランス協会会員の場合、任意加入でも収入やケガ等の保険に入れることは嬉しいポイントでもあります。
個人的には各種保険が準備されていることが一押しポイント
独自優待
フリーランス協会には独自優待として、様々なサービスに対する割引や初回無料があります。あくまで各サービスは任意加入が可能なものとなていますが、提携している企業のサービス利用時に適用されます。
会計税務のジャンルでは弥生やfreeeといった会計ソフト利用時に適用されるものから、税理士事務所による税務顧問サービスなど。確定申告をやる必要のフリーランスにとっては助かるサービスが揃っています。
コワーキングスペースの利用に対しても優待があるので場所に縛られない働き方をする方にとっては嬉しいポイントです。関東や関西を中心に、全国にある各コワーキングスペースに対して優待があります。そのため、自分の働くエリアや働き方似合わせてスペースを選ぶことができます。
法律事務所との提携で、契約書や法人釣りるなどの法務相談に対しても優遇があります。その他にもキャリア支援やジョブマッチングなどのサービスも任意加入で優待が受けられます。
フリーランスとして働く上で必要となるサービスに優待があるのは嬉しい。
まとめ
フリーランスでも大手エージェントの利用やフリーランス協会への加入で会社員の法定外福利厚生あたる部分をサービスとして受けられます。
また法定福利厚生に当たる部分に関しては任意で加入できますが、フリーランス協会に加入していれば優待が準備されています。
フリーランスとして働きやすい環境がどんどん整備されていいます。そのため、フリーランスへの転身を検討している方はエージェント比較記事を参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。